省エネ
コウチシステムが建築するすべての住宅でBELS★★★★★の取得をします。
★5つが最高等級になります。
省エネ住宅のメリットと必要性
省エネ住宅は家計にやさしい
断熱性能を上げることや、省エネ機器(ハイブリット給湯器、LED照明、高効率エアコンなど)で、光熱費を抑えています。
また、節水機器の採用で水道代の抑制を行っています。
太陽光発電の採用により、上がり続ける電気代に対しても昼間の電気代を抑えることができます。
省エネ住宅で一年中快適な空間に
断熱性の高い家では、家中の温度差を小さくできるため快適な生活が送れます。高効率の設備(高効率エアコン、ハイブリッド給湯器など)を利用することで、省エネをしながら快適な空間を作ることができます。
省エネ住宅で毎日の健康な暮らしを
断熱性が高く高効率の設備が設置された住宅では、水道光熱費も抑えられるため快適さを保ちながら快適で健康的な生活を送ることができます。
地球温暖化対策のために省エネ住宅は必要です。
地球の温暖化や異常気象などへの対策として住宅にも環境に配慮した省エネルギー化が求められています。
⻑期優良住宅
長期優良住宅は、以下の基準を基に認定される住宅です。住宅ローンの金利の優遇が受けられる、住宅ローン控除の限度額が一般住宅よりも2,000万円多い、地震保険の割引がある、登録免許税(登記費用)の税率が低いなどの様々な優遇措置があります。
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1. 劣化対策
数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること。
具体的には、3世代の耐久性75~90年の耐久性がある建物のことです。 -
2. 耐震性
地震に強い住宅で、震度7レベルの地震でも倒壊しない建物。
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3. 省エネルギー性
断熱性能が高く、断熱等級4の住宅であること。
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4. 維持管理・更新の容易性
点検口が各所にあり配管を点検整備できるようになっていること。
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5. 居住環境
良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものあること。
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6. 住戸面積
良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること。
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7. 維持保全計画
建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること。
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8. 災害配慮
自然災害による被害の発生の防止又は軽減に配慮されたものであること。
令和4年法改正により追加されました。
低炭素認定住宅
一般の住宅を比べて、一次エネルギーの消費量が20%以上少なく省エネルギー+創エネルギー(太陽光発電)の合計が基準一次エネルギーの50%以上であることです。
長期優良住宅と比べ、「省エネルギー性」および「低炭素化のための措置」を講じた住宅です。税金の優遇措置があります。
ZEH
ZEHとは、[net Zeo Energy House]の略であり、「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味です。住宅で使う一次エネルギー(電気に変換される前の石炭や天然ガスのどのエネルギー資源)の年間消費量がおおむねゼロの住宅のことです。
実際に一次エネルギーを全く消費しないのではなく、断熱性能と省エネ性能を高めて消費量を減らしつつ、創エネ(太陽光発電)性能を高めて再生可能エネルギーを生み出し、それらを合わせることで消費量が実質ゼロ以下になっている住宅を指します。
省エネ住宅の仲間ですが、「ZEH」と呼ばれるには、厳しい基準をクリアする必要があることから、省エネ住宅の最上位モデルといえます。
東京ゼロエミ住宅
「東京ゼロエミ※住宅」とは、高い断熱性の断熱材や窓を用いたり、省エネ性能の高い照明やエアコンなどを取り入れた、人にも地球環境にもやさしい東京都独自の基準で建てられた住宅です。
「東京ゼロエミ住宅」での暮らしは、総エネに加えて、高断熱化によって快適な室温が維持され、部屋の温度差も小さくなり、ヒートショックの抑制にもつながります。
住宅ローン減税借入限度額の拡充
住宅の環境性能 | 借入限度額 | 控除期間 | |
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令和4・5年入居 | 令和6・7年入居 | ||
長期優良住宅・低炭素住宅 | 5,000万円 | 4,500万円 | 13年間 |
ZEH水準省エネ住宅 | 4,500万円 | 3,500万円 | |
省エネ基準適合住宅 | 4,000万円 | 3,000万円 | |
一般住宅 | 3,000万円 | 0円 |
※省エネ基準を満たさない住宅。令和6年以降に新築の建築確認を受けた場合、住宅ローン減税の対象外。
所得税控除 | 所有権保存登記 | 不動産取得税 | 固定資産税 | |
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長期優良住宅 | 控除期間13年間 控除率0.7% |
税率0.2% | 課税標準額から控除額 1,300万円 |
特例適用 5年 |
認定低炭素住宅 | 税率0.1% | 課税標準額から控除額 1,200万円 |
特例(1/2減額)の適用期間 3年 |
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一般住宅 | - | 税率0.3% |
ZEHとは
経済産業省推進のゼロエネルギー住宅
ZEHとはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を略した言葉になります。読み方は「ゼッチ」。「ゼロエネルギー住宅」とも呼ばれています。
住まいの断熱性・省エネ性能を上げ、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅を指します。※電気を作り出すために消費する石油や石炭などのことを1次エネルギーといいます。
ZEH(ゼッチ)は経済産業省が推進していて2030年までに、日本で建てられる新築住宅全体でエネルギー消費量「プラスマイナスゼロ」にする事を目指しています。
もし、大量の太陽光パネルを載せて発電すれば、エネルギー消費量をプラスマイナスゼロにする事は可能ですが、それは国が推進しているゼロエネルギー住宅ではないので、ZEH(ゼッチ)とは呼びません。住宅の断熱化と省エネ化をしっかり行い、エネルギー消費量をできるだけ少なくする事が前提となります。
でも、いくら住宅の断熱化と省エネ化を図っても、消費エネルギーがゼロになる訳ではないので、どうしても必要となるエネルギー消費量と同じ量、あるいは上回る量のエネルギーを自ら創る事ができる住宅を、ZEH(ゼッチ)と呼びます。
家の断熱性能を上げ、夏は涼しく、冬は暖かい住宅を実現することが出来れば、冷暖房(電気)を使用することはなくなり、1次エネルギーの消費量を抑えることが出来ます。
さらにLED電球などの消費電力を抑制することが出来る設備を導入すれば、エネルギー消費量を少なくすることができます。これが「省エネ」です。
さらにさらに太陽光発電パネルを屋根に取り付けるなどして電気を創り出します。これを「創エネ」といいます。知っておきたいエネルギーの基礎用語 ~新しい省エネの家「ZEH」
ZEH仕様にするために必要なことは…
- 断熱性能を高めること
- 高効率な省エネ設備を導入すること
- 創エネ設備を導入すること
「使うエネルギー」-「断熱性能を高める」+「高効率な省エネ設備を導入する」+「エネルギーを創り出す設備を導入する」=1次エネルギー消費量プラスマイナスゼロの家(ZEH)
『ZEH Odlriented』とは
ZEHの定義に基づき、都市部の狭小地(北側斜線制限の対象となる用途地域であって敷地面積が85㎡未満である土地)に建築される住宅です。ZEH orientedでは太陽光による創エネは求められません。
『ZEHビルダー』とは
ZEH普及の事業目標を掲げているZEHビルダー
ZEHビルダーとは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)を建てることを経済産業省に申請し、登録した工務店やハウスメーカーを指しています。
BELSとは
建築物省エネルギー性能表示制度
2016年4月1日から、建築物省エネ法に基づく省エネ性能表示制度が始まりました。この制度で使われる第三者認証ラベルが「BELS」です。
簡単に説明すると、建物の燃費性能が☆の数でわかるものです。
従来、建物に対する性能についての評価制度はいくつかありましたが、どの制度も性能が高いのか低いのか、他の建物と比較しづらい印象がありました。その分、BELSは☆の数でその建物の性能がわかるため比較しやすくなっています。
つまり、建物を売る人も買う人も建物の燃費性能についてコミュニケーションをとりやすくなるメリットがある制度となっています。
当社はBELS工務店に認定されています
BELS工務店とは、省エネ性能の高い家づくりを目標に掲げ、実践している事業者に対して国土交通省が認定した事業者が名乗ることが許される名称です。
- 【BELS工務店の定義】
- ①自社で建設する物件においてBELS表示を取得した経験があること
- ②2020年までに自社で建設する全物件にBELSを表示することを目標に掲げること
- ③毎年度、自社物件のBELSの表示割合について報告すること(すくなくとも2020年まで)
- ④国土交通省等が行うBELS普及の取組みに協力すること
省エネに関する法律の変遷
1.新省エネ基準
・1992年(平成4年)断熱材の厚み等の仕様規定ができる2.次世代省エネ基準
・住宅の断熱性能をQ値(熱損失係数)で規定3.改正省エネ基準
・住宅の断熱性能をUA値(熱還流率)で規定 ・新築住宅の平均で2030年(令和12年)までにZEHの実現Q値とUA値
Q値は、家の中の熱が外に逃げにくいかを表した数値で、UA値は、どれくらいの熱が家の外に逃げやすいかを表した数値になります。
「Q値」は、熱損失量を「総床面積」で割ることで求められます。「熱損失係数」とは、窓・床・外壁天井・屋根から、どれだけの熱が室内から外に逃げていくのかを数値化したものです。
「UA値」は、熱損失量を「総外皮面積」で割ることで求められます。Q値もUA値も単位は〔W/㎡k〕で数値が小さいほど断熱性能が高い(良い)ことになります。
Q値は同じ断熱材を使った条件で計算した場合、床面積が小さい方が断熱性能について良い数値が出てしまします。つまり、断熱性能を表す数値としては、信頼性に欠けるのです。こういった理由から、平成25年に改正された次世代住宅省エネ基準では、これまで基準としいた「Q値」に代わって「UA値」が採用されています。
「総外皮面積」、つまり床や壁、天井などの住宅の外側の総面積で熱損失量を割る「UA値」なら、「Q値」のように条件によって数値にばらつきが出ず、より正確な断熱性を表す事が可能です。「Q値」も「UA値」も設計段階で算出できる数値であり、実測などによって出る数値ではありません。
Q値、UA値とも単位は【W/(㎡・K)】です。・数値が高いほど断熱性が低い・数値が低いほど断熱性が高い
断熱性が高い住宅と判断ができれば、・熱が逃げにくい・冷暖房効率が良い・省エネ性能が高い住宅と言う事ができます。
HEAT20とは
HEAT20とは、団体名です。正式名称は「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」で、英語名 Investigation committee of Hyper Enhanced insulation and Advanced Technique for 2020 houses. の頭文字をとり HEAT20と呼ばれています。この団体は、建築関係の組織や企業、エコや断熱にとても詳しい、大学教授や専門家の人たちで構成されています。「どうしたら、CO2の排出が減らせれるのか?どんな家なら、エコで省エネで、住んでる人の健康が守られるのか?」ということを追求して、「冬期間、住空間の体温度を 10℃~15℃以上に保ち、冬期間の暖房負荷をH28年省エネ基準の住宅と比べておおむね30%以上削減し、ZEH(ゼロエネルギーハウス)などの優れた省エネルギーを目指す住まい」の推奨基準です。
HEAT20【トップ】/2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会公式サイト